腰痛 薬
腰痛 薬
整形外科などに行くと薬を出されて「様子を見ましょう」と言われる事が多いと思います。
では、渡された薬について知っていますか?と聞くと、
「痛み止めと湿布・・・」
と、どんな薬か分からない事が多いようです。
痛み止めはどんな薬ですか?
湿布の種類は?
副作用はどんなことがあるか知っていますか?
どうでしょうか?即答出来たら凄いと思います。
飲み薬とその副作用
種類は多く出ています。有名なものを挙げていきます。
・アスピリン系(バファリンなど)
効果:鎮痛作用。基本的に炎症を抑えたりする作用はありません。
飲んでから30〜1時間位で効いてきます。飲んでから寝る方が効果的です。
副作用:肝機能の低下や胃の疲れ。比較的副作用は弱いけど長期服用は危険です。
・ロキソニン系
効果:鎮痛、解熱作用。飲んでから30〜1時間程で効いてきて6時間程間隔をあけて服用します。即効性がある。
副作用:副作用は少ないです。ですが、血圧に副作用がでることがあるので注意が必要です。
・ボルタレン系
効果:ロキソニンの強い版と考えてもらえれば良いです。手術でも使われるお薬です。約1時間前後で効いてきます。
副作用:胃腸系に負担がかかります。胃薬と一緒に処方される事が多いです。劇薬です。
・トラムセット
効果:鎮痛作用。抗炎症作用はありません。「痛みを感じなくさせる薬」と言った形です。
副作用:吐き気やめまい、眠気などが出ます。また、肝臓負担が大きいのでアルコールとの相性は悪いです。
・リリカ
効果:鎮痛作用。トラムセットと同様に「痛みを感じなくさせる薬」です。抗ウツ作用があります。
副作用:依存性があります。また、めまいや日中の眠気などがでます。
ざっくりと飲み薬について書きました。
薬は時に体に良く働き、効果を見せます。しかし、時に体に毒でもあるので注意して服用してください。
薬の考え方
先生によっては「薬なんてダメだ!」とおっしゃる方もいるかも知れません。
勿論、薬を飲まずに健康的であればそれに越した事はありません。
私の考えは「100%薬はダメ!」と思っていません。
「辛い時には使って良い」と考えていますが、しかし、「依存はダメ」だと考えています。
薬を飲まず、痛みを我慢して寝れず、ストレスを溜めて痛みを体が記憶してしまうより、一時でも痛みを緩和してしっかり寝て回復力を高め、ストレスを軽減している方が薬を飲まないより健康的だと私は思うからです。
最終的には薬に頼らずに笑顔で生活が出来るようにしていく事を考えるという施術方針です。
因に塗り薬ですが、効く、効かないの医学的根拠は見つかっていません。
なので、基本的に湿布は「冷やすもの」という形で捉えておいた方が無難です。
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