腰椎分離症
どんな人がなりやすい?
腰椎分離症は比較的10代〜20代の運動している人になりやすい病気の一つです。 また、運動だけではなく重い荷物を運んだり、捻ったりしている人もなる事があります。 競技としてはサッカーや、バスケットなど横へ早く動くことが多い人が一般的には多いです。 骨の形成が不十分な状態(成長途中)で過度な運動(人によって差がある)をすると、 「若いのに腰が痛いなんて…」 という事になり、レントゲンやMRIを撮ってみると腰椎分離症ですと診断されるケースが多いです。 また、放置して痛い状態で我慢して運動をしている場合、すべり症やヘルニアなどになってしまい、より悪化する場合があります。
腰椎分離症とは?
腰椎分離症は簡単に言うと腰の骨に亀裂ができる、もしくは折れた状態です。 稀にくっついて元の腰の骨に戻る事もありますが、大抵は折れた状態で改善しないと言われています。 酷い場合は手術などでくっつける事もあるそうですが、大抵は保存療法(安静にする)をとる事がほとんどです。 放置して痛みが取れる場合は数か月から数年かかる場合もあります。 中学や高校で部活をしている場合、その時間は取り戻せません。中学も高校も長くても2年半しか部活はできないので、可能な限り早期復帰を目指して欲しいと思っています。
どんな症状が出るの?
基本的には腰に痛みが出て、「慢性腰痛」と間違われる事があります。 ただ、ヒドくなると座骨神経痛やヘルニアなどと併発して腰の痛みだけではなく、足にシビレや痛みを伴う事があります。 この状態になると座っているのがツラくなり、下手したら入院という事になりかねません。 学生の方でしたら「授業で座っているのがツラい」という状態になります。 また、状態によっては「運動していると楽」「お風呂入ってると楽」といった場合があります。 温めて一時的に血液循環を良くしているだけなので対処療法です。根本的な改善はしていません。
改善するの?
上にも書いたように、「改善する」という状態は確率的に低いです。 稀に骨がくっつく事もあるようですが。。。
腰椎分離症の「痛み」の真実
しかし、「痛い」状態から脱却する事は可能な事だと思います。 臨床経験上、「痛い」部分が分離症の部分からきている事が少ないからです。 過去、私は腰椎分離症の方を数百〜千人以上施術してきました。 その中で「腰椎分離症」そのもの(亀裂、もしくは折れた部分)が痛いという人は数名です。 多くの人は骨盤の傾きや腰椎のズレによって痛みを感じています。 なので、キチンと骨盤と腰椎を整えて、バランスの良い体に変えていくと痛みを感じなくなります。 神奈川カイロプラクティック整体院ではその間約3〜5回程です。改善の平均期間として改善を1か月以内を目指しています。 後はメンテナンスで十分な程になります。(個人差があり効果効能を保障するものではありません)
セルフケアは?
腰椎分離症のセルフケアは骨盤の柔軟性、腰椎付近の筋肉の柔軟性、股関節が重要になります。 基本的には人に合ったものを一人ひとり状態を診てお伝えしていますが、捻り系のストレッチは最初は避けた方が良いでしょう。もし、やる場合でもとーーってもゆーーーっくりやってください。 そして限界まで伸ばさない事が重要です。 今痛い方や分離症になっている方がこの記事を読んでいると思います。 なので出来るだけ早く改善をしたい方はご連絡頂ければ嬉しいです。 私も部活をしていました。痛みで最後の大会に麻酔をして挑みましたが結果惨敗でした。 そんな思いをして頂きたくないので出来るだけ早くご連絡ください。
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